【子育て中の女性の本音】育児で喜ばれる夫の介入方法

子育ては夫婦で一緒に行うもの、という風潮が強くなってきた昨今ですが、いざとなると「自分はなにをすればいいのかわからない」とう男性も多いのではないでしょうか。

普段は仕事で忙しく、手伝いたくても子どものことはついママに任せっきり。そうこうしているうちに、子どもはあっという間に大きくなり、気づけば「自分はこの子のなにを育ててきたんだろう?」という寂しい状態になりかねません。

でも、そんなに急に育児だなんて、ただでさえ仕事で忙しいのに厳しいな…自分が下手に手出しすると、かえって妻に文句を言われる…なんて、そんな心配は、もういりません。

実は、妻に喜ばれる育児をするためには、たった3つのポイントさえ抑えておけば大丈夫です。結論からお伝えすると、それはズバリ・・・

  1. 長期的にやること
  2. 自主的にやること
  3. 妻の自由時間を作ること

この記事を見つけてくれたということはきっと、奥さまに喜ばれるような方法で育児に介入しようとしている、ということですよね。

でしたら、まだまだ間に合います!是非、以下にご紹介していくポイントを参考にしてみてくださいね。ここからは、現在37歳、2歳の男児の育児をしている私からのアドバイスです。

結婚6年目、妻は扶養内のパートという皆さんにも当てはまりそうな家庭です。ぜひ例としてご覧ください。子育て中の私が感じた、夫がやるべき育児への介入方法を、具体例にお伝えします。

育児は年単位の長期目標

育児へは、継続的に介入しましょう。

理由は単純で、育児は毎日続くものだからです。24時間365日、土日祝も関係なく、休憩もほとんどありません。だからこそ、一時的ではなく、長期的に参加してほしいのです。

我が家の場合はそれで1度、大喧嘩になりました。子どもが生まれた当初、夫はほとんど育児にノータッチ。特に平日は朝早くから夜遅くまで仕事ということもあり、ほぼ100%私が育児をしていました。

そして、私がたまに愚痴をこぼすと、「今日1日は全部俺がやるから」といって、休みの日の育児を担当。オムツを替えたり、ミルクをあげたりしてくれました。

確かにそれもありがたいには違いないのですが、翌日からはすべて私へ元通り。育児のしんどさは、終わりが来ないことにあります。1日だけやっても意味がないと、私は涙ながらに訴えたのでした。

もちろん、自分には仕事もあるし、毎日決まったスケジュールで育児まで行うのは難しいという意見もわかります。残業などがあれば、子どもと接する時間を作ることが難しい場合もありますよね。だからこそ、無理のない範囲で、できることを探してみましょう。

例えば、朝の方が時間の融通が利く場合は、

  • 子どもを起こす
  • 着替えの手伝いをする
  • 保育園の用意をする

反対に夜の時間の方が確保しやすければ

  • 一緒にお風呂に入る
  • ハミガキをする
  • 寝かしつけをする

大切なのは、なるべく毎日続けること。そのためには、自分が無理なく続けられるかどうかが重要になります。

直接、子どもと接する時間を作るのがどうしても難しければ、簡単な置き手紙や交換日記で子どもとコミュニケーションをとったり、子どもが使ったおもちゃを片付けることでもいいでしょう。

ママ側からしても、1日だけ特別に頑張ることより、特別じゃないことを継続する頑張りの方が喜ばれます。 また、ママが理解してほしい育児の大変さも、その本質は終わりがみえないということ。このポイントを男性側に理解しておいてもらうだけでも、だいぶ違ってくるように思います。

育児は自主的にやる

育児は、自主的にやりましょう。なぜなら、頼まれてはじめて動き出すスタンスでいると、「やる気がないのかな」と思われたり、「いちいち言うのも面倒くさいから私がやるわ」と、諦められたりしがちだからです。

せっかくやる気があるのに、そんな風に思われてしまったらもったいないですよね。しかし、自主的にもなにも、そもそも何をすればいいのかわからない、という気持ちもわかります。

子どもの成長は早く、あっという間に育児の内容も変化していくので仕方がありません。そんな時は、普段、パートナーが行っている育児を観察してみましょう。

  • 子どもとどんな風に遊んでいるか?
  • 最近のお気に入りのおもちゃは何か?
  • お風呂上がりのケアはどうしているか?

ヒントは日常の中にあふれています。それでも浮かんでこなければ、素直にしてほしい育児を聞いてみましょう。

育児には、朝起こす、食事の補助をするといった目に見えるものもあります。それと同時に、行事や予防接種といった子供のスケジュール管理や、毎日食事の献立を考えるなど、名もなき育児もたくさんあるのです。

例えば、オムツや子供用おやつなどの在庫管理。残数を確認して、そろそろ買い足しにいく?と提案してみてください。それも、立派な自主的です。

妻の自由時間を作る

少しでいいから一人の時間がほしい!というママは多いもの。なぜなら、自分のスケジュールも常に子どもありきで組んだり、自分のことをしていても子どものことが気がかりで、なかなか集中しきれなかったりするからです。

半日でも、数時間でもいいから子どもをみていてもらって、その時間だけ自由に使いたいという気持ちは、ほとんどのママが抱いています。もちろん、自分だって休みの日はくつろぎたいという気持ちはよくわかります。

休みたいということは、それだけ普段お仕事を頑張っているということですよね。しかしながら、それは女性側も同じです。

先ほどでてきたように、育児には休日も休憩時間もありません。自分が目を離したら何をしでかすかわからない危なっかしい存在がいるということは、愛しい反面、精神的にはかなり疲れるもの。

その緊張をほぐせるのは、旦那さんだけなのです。数時間だけでもカフェや美容室でリラックスさせてもらえたら、今日はありがとう、とご機嫌に帰宅するはず。

そして、次はあなたの自由時間も歓迎しよう、と思うのです。そうして、家庭の雰囲気そのものが穏やかになるというメリットもあります。

ここまでが実際に育児をしている私からのアドバイスです。

一般的に夫にして欲しい育児

最後に、一般的にどんな育児が夫にしてほしいこととして上位にあがっているか、その具体例を書いておきます。子供がいる同世代の友人からヒアリングした内容です。ぜひ参考にしてみてください。

子どものおもちゃのメンテナンス

日常の育児や家事をこなすだけでも精一杯なのに、おもちゃのメンテナンスというプラスアルファまでは手が回らない!というママは多いです。そんな時こそ、パパの出番。

子どもの成長に合わせて、大きさを変えられるおもちゃがあったらサイズアップを検討したり、三輪車や自転車の調子をみてあげたり。もっと小さなお子様なら、お気に入りのぬいぐるみを洗ってあげるのも素敵です。

日常の中でマストではないからこそ、ママの手がまわらないような家事を、率先して引き受けてみてください。

子どものスケジュール管理

子どもの毎日は結構忙しいもの。小さい頃の予防接種や定期健診から始まり、保育園や小学校の行事、大きくなれば習い事や部活動もあります。子どもが複数人いればそのスケジュールはさらに複雑になります。

ママ側に余裕があれば「この日はこの予定があるからパパもよろしくね」と共有もされるでしょうが、その余裕もないときは「パパに言うの忘れてたけど、まぁ自分がなんとかすればいいか」となってしまいがちです。

子どものプリント類を一緒にチェックする、1か月の予定を共有するなどしてみましょう。

保育園や学校の保護者会に参加する

保育園や学校の保護者会は、周りのリアルな育児の様子を知るチャンスでもあります。最近の保育園では両親揃って保護者会に参加する方も増えてきているようですが、まだまだママのみの出席、というパターンが多いのではないでしょうか。

小学校からは「おやじの会」などのPTA活動に積極的に参加するパパもいます。保護者会は、身近な親同士の情報交換の場でもあり、学びも多いはずです。

寝かしつけ

寝かしつけは、終わりがみえない育児のひとつです。あと何時間経てば寝てくれるのかわからないイライラ、残った家事をしなければという焦り。

パパが寝かしつけをしてくれれば、ママはその間に別の家事を片付けることができます。1日を振り返りながら子どもとコミュニケーションをとることもできるので、おすすめです。

子どもと遊んで欲しい

ママの意見で多いのがこれです。子どもの健やかな成長のために、その間に家事を片付けたいから、外に連れ出して刺激を与えてほしいから、など理由は様々です。

子どもが小さいのも今のうちだけ。気付いたら独り立ちしていた、なんてことになる前に、次のお休みは一緒におでかけしてみませんか。


今日からでもできそうなことは、見つかりましたか?育児へのハードルが少しでも低く感じていただけていたら、とても嬉しいです。

そして、本当に、毎日のお仕事お疲れさまです。ママもきっと、「毎日がんばってくれてありがとう。子どもの成長も、無理なく、一緒に見守ってほしい」と思っているはずですよ。無理なくのんびり、子どもの成長を一緒に楽しみましょう。

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